【MEMO】『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』

『見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界』を川崎アートセンターへ見に行ってきました。

ヒルマ・アフ・クリントはスウェーデンの画家です。1890年代にスウェーデン王立美術院にて伝統的な風景画や肖像画を学んで活躍していましたが、神秘主義に傾倒し、突き動かされるように革新的な抽象的絵画の制作に没頭します。まだ、抽象芸術という言葉すら存在してない時代のことでした。彼女は生前はほとんど、この新しい作品を発表することありませんでした。膨大な作品は「死後20年経つまでは作品を公開しないように」という遺言とともに親族に託されました。結果、死後何年も経ってから、彼女の作品群はまるでタイムカプセルを送り込んだかのように美術史上に突然登場し、アート界をゆるがしました。そんな女性芸術家の生涯と、アート界でのフェミニズムの問題を絡めて描きだしたドキュメンタリーでした

Hilma af Klint Paintings for the Future (guffenheim)